盗難発生

 


14カ国目となるアルゼンチンへ向かう日だ!!



バスはパラグアイの「シウダー・デル・エステ」から出る、ブエノスアイレス行き。



ここブラジルのフォス・ド・イグアスからもバスはあるんだけど、宿の人曰く、パラグアイからのほうがお得な運賃とのこと。



ネットでもそのような情報を見たから、間違いないでしょ〃



事前にチケットは宿を通して入手済み!



シウダー・デル・エステを14時に出発する便。(たしかそうだったはず)



1時間の時差があるけれど、12時に宿を出てローカルバスでパラグアイ、そして長距離ターミナルへ向かえばOKとのこと。



現在時刻は11時。



ちょっと早いけど昼食にして、それからスーパーへ行きバスで食べるおやつを買いに行こう。



荷物をすべて宿のラゲッジスペースに置いたら、外へGO!!






近所のバイキングスタイルのレストラン(10レアル≒320円で食べ放題)へ行き、それからスーパーマーケットで水とおやつを買い宿へ戻る。



するとちょうど12時。



トイレ行ったらすぐ出発しよっ♪



スタッフ:「同じバスに乗る人がいるから、声かけて一緒にいったらどうだい?」


「あ、そうなんですか。どの人ですか?」


「すいませーん、ブエノスアイレス行くんですか?」


男:「そうだよ。」


「じゃあ、一緒に向かいましょう!」




トイレを済ませ、荷物を置いた部屋へ。



すると・・・・・・






「あれ?」


「自分の黒いバッグはどこへいったんだろう。」


「もしかして、邪魔だからどこかにどかされたのかなぁ。」


「にしても、なんで一緒にくくりつけておいたジャケットだけ残されてるんだろう。」


「どかすなら、わざわざとる必要ないだろうに。。。」



とりあえず、宿のスタッフに移動したかどうか聞いてみよう。



「すいませーん、自分のバッグが見当たらないんだけど、知ってますか?」


スタッフ:「わからないなぁ。他のスタッフにも聞いてみる。」


(あれ~、もしかしてもしかすると・・・)


スタッフ:「誰も触ってないし、見てもいないよ。」


スタッフ:「使ってた部屋に忘れたとかじゃなくて?」


「間違いなく下へ全部持ってきたんですけど、とりあえず確認してきます。」


「見てきましたけど、やっぱりないです。」




なんてやりとりをしていると、宿のオーナーがやってきて、スタッフが状況説明。



自分は確かに、すべての荷物をラゲッジスペースに置き、そして外出した。



一時間後に戻ってきたらなくなっていて、共用スペースと使ってた部屋、それから隣の部屋もチェックしたけど出てこない。



ってことは、認めたくないけど【盗難】??



オーナー:「警察がくるから。」



お願いしてないけど、もう連絡とってくれたんですね。



同行する予定だった男:「ボクは出発するけど。」


「あ、すいません。貴重品がなくなったので行けなくなりました。」


同行する予定だった男:「それは気の毒に・・・。」


オーナー:「今日チェックアウトした人物が持っていったのかもしれない。」


オーナー:「そいつのバスチケットは会社へ連絡して、無効にしたから捕まると思う。」


「わかりました。あのー、パソコンと電話を使ってもいいですか?」


オーナー:「もちろんいいよ。好きに使って。」


「ありがとう。」






いや~、「クソ」がつくほど面倒くさいことになったなぁ。



いやいや、クソが一つだけじゃない。



クソ100連発や、この状況〃






さて、ここでみなさんに何がなくなったのかをご紹介!!



【貴重品が入った黒いバッグ】


GREGORYサブバッグ



その中には・・・



・パスポート
・ブラジル出国に必要な半券
・クレジットカード(4枚)
・現金(約1300ドル≒16万円)
・一眼カメラ
・レンズ
・デジカメ
・旅行保険証
・イエローカード
・i-pod touch
・携帯電話
・パソコン
・USBメモリ
・ログインパスワードなどの控え
・その他いろいろ




が入っていたのです。



大変な状況だけど、泣いてる場合じゃありません。



盗難にあったら、まずやらなければいけないこと。



【クレジット・カードの利用停止】



なんだけど、緊急連絡先を控えた紙もないので、宿のパソコンで調べてから電話しないといけない。



しかもタイミングが悪いことに、この日は全域でネット回線が極端に遅い日とのこと。



急いで連絡しないといけないのに、ページがなかなか進まない。



(なんでこんな時に・・・)



そうこうしていると、警察が到着。



スタッフに通訳してもらいながら、事情を説明。



「荷物を置いて出たのが11時で、12時に戻ってきました。」


「そしてないことに気づいたんです。」


「なくなったのは、これとあれと・・・・」




警察はスタッフに、誰が何をしていたかも尋ねる。



疑わしい人物も宿泊者リストから控え、帰っていった。






聞き取りが終わってすぐ、パソコンの前へ戻り電話をとってクレジット会社(4社)へ連絡。



使われた形跡はないとのこと。



けど、これで持ってきたカード全てを失ってしまった。



ATMでお金を引き出すのが出来なくなったわけだ。



現時点での手持ちは・・・・



バックパックの中に隠してあった90ドル≒11000円ほど。



これでしばらく乗り切らなくてはならない。






クレジット会社への連絡が済んで、次はログインパスワードの変更。



パスワードを控えた紙が見られてるかもしれないし、i-pod touchのアプリがログイン状態だったからすぐに変更する必要がある。



まーパスワードの紙は、日本語で表記してあるから、日本語わからないと解読はムリなんだけどね。



変更するためにログインしようとすると、一部のサイトで、



「普段と異なるアクセスが検知されました。制限を解除するには追加認証してください。」



と出て、先に進めない始末。



もう、なんでこんな時にーーーー!!



FUCK YOU !!



メールでサイトへ連絡、対応してくれるまで待つことに。






そして次、携帯電話の利用停止。



海外用携帯電話は電話操作で止められたけど、アプリで使ってた番号は使ってる端末からの操作が必要らしい。



アプリの電話は日本の会社。



24時間受付じゃないから、日本で営業が始まるのを待つことに。






そしてそして、ブエノスアイレスで泊まる予定だった宿をキャンセル。



が、キャンセル料が発生する予約だったので、困ったことに。



クレジットカードはすでに利用停止なので、支払うことができない。



宿へ直接電話して、キャンセルについて聞いてみる。



すると・・・



「キャンセルはbooking.comからやってください。」



の一点張り。



いやそうなんだけど〃



booking.comから予約したから、そこから手続きするのはわかるよ。



けどこっちはネットが極端に遅く、しかも盗難にあって、のんびり操作してる場合じゃないんだよ。



キャンセル料のことだって聞きたいのに~。



「あのですね、貴重品が盗られてそちらへ向かえないんです。」


「キャンセル料はもちろん払いたいんですが、クレジットが使えない状況なんです。」


予約した宿:「とにかく、キャンセルはbooking.comからやって。」


「はい、わかりましたよ。」




どうにも伝わらないので、booking.comへ電話。



トゥルルルルル



うまく説明するために、日本語のスタッフに応対してもらう。

(日本語を話すスタッフがいてよかった。)



すぐに対応してくれて、宿へ事情を説明、キャンセルと取消料を免除してくれた。



booking.comさん、どうもありがとう☆






お次は、何より大切なパスポートがなくなってしまったので、在ブラジル日本国大使館へ連絡。



身分証もない、現金もほとんどない、そしてド田舎にいるので助言を求めることに。



緊急窓口へ連絡し、最寄りの総領事館が「クリチバ」という街にあること(長距離バスで8時間ほど)、帰国のための渡航書を取得するのに必要なもの、日本からのお金の受け取り方法を教えてもらった。



あぁ、クリチバまで行く必要があるのかぁ・・・



ちょっと遠いし、バス代とクリチバでの宿代とかどうしよう。



まーそれは後で考えることにして、旅行保険会社と家族にも電話しないと!






トゥルルルルル



「あーもしもし。」


「ケンゴだけど、」


母:「えーどうしたのよ〃」


「全部盗られたー。」




って感じで、話がスタート。



実はですね、旅を始めてから家族へ電話をかけたのは初めてなんです。



毎日ブログ書いてますからね、それを読んでもらえばどこで何しているかがわかるわけで。



それに、次の街へ行くとき、到着した時はメールで知らせてもいるからね。



それなのに、いきなり電話がかかってきたということは・・・



=何かよからぬ事態発生



きっとビックリしたんだろうな~。



盗られたもの、クレジットカードのこと、お金が下ろせないこと、手持ちがあまりないこと、送金方法、関係機関に連絡したこと、宿や食事のこと、帰国のことなどについて30分以上話した。



「じゃ、また何か大きく動くようなことがあったら電話する~。」


「小さいコトはメールするから。」


母:「わかった。」


「じゃあまた。」



ガチャ






昼になくなったことに気づいてから、深夜1時30分まで、ず~っと手続きやら連絡やらしていたから疲労困憊〃〃



体力よりも精神やられた~。



あ、でも、食事はちゃんととったよ☆



宿のオーナーが、ピザとコーラをご馳走してくれたからね。



この時、本当はビールを飲みたかったんだが・・・(笑)






それはさておきです!



長期の旅となれば、しかも南米にいればいつかは自分も被害にあうんじゃないかと思ってた。



それが今日だったんですね~。



ついに我が身にも起こった!!(これぐらいの気持ちじゃないと、この先やってられません)



だから実際に、盗難にあったから取り乱したり、焦ったり、イライラしたり、ってのはなかったんだ。



思っていたことはひとつだけ。



「ちょ~めんどくせ~。」



今回、別に殴られて、ナイフなどで脅され怪我して奪われたわけではなく、宿に置いておいたバッグがなくなっただけ。



だからそれが不幸中の幸い。



自分の身体のことは気にせず、ただ必要な手続きをすればいいだけ。



けど、クレジット全部、日本語使えるパソコン、i-podもなし、現金もなし、そして一番大事なパスポートもなくなった。



旅で最初に起こった災難が、とんでもない事態っていうサプライズ(笑)



電話一本で解決すればいいけど、そうもいかない。



大事なものすべてだからね。



再発行に必要な書類や手数料、現在地などの関係で、ちょちょいのちょいって進められる状況にない。






そもそもなんだけど、一気に緊急事態に陥ってしまったのは、貴重品をまとめて置いて外出してしまったから。



これがまず原因。



それから宿のセキュリティー。



荷物置き場があるんだけど、ドアが常にオープン状態〃



なので、



いつでも、誰でもWELCOMEだぜぃ!!



と、泥棒さんにとっては絶好のチャンス。



これがすっかり見落としたポイントなんだよね。



スタッフはいるんだけど、常にドアを監視してはいなかった。



高級ホテルならともかく、滞在したのはバックパッカーがよく泊まる安宿。



従業員が何人もいるわけじゃない。



何か仕事があったり、呼ばれたりすればどっかへいっちゃう・・・






後で気づいたんだけど、貴重品を入れるロッカーが宿にあったんですよ。



なんだけど、盗難に遭うまで知らなかった。



チェックインした時に教えてくれなかったし、自分も貴重品ロッカーについて聞かなかった。



個室に泊まったから、ロッカーについてはさほど気にしなかったんだ。






「あの時こうしておけばよかった~」っていうのは思うところなんだけど、それについてはキリがないから、特に悔やんだりとかはない。



長期の旅にトラブルはつきもの。



起きてしまったものはしょうがない。



それをどう回復するかが大事。






セキュリティに関して言うと、どこまで自分で対策ができるかって問題がある。



「できるか」っていうより、【どの程度までセキュリティを高めるか】って言ったほうがいいかな。



毎日まいにち、貴重品が盗まれないように注意を払うのはとっても大事なんだけど、精神的に疲れる。



腹巻きタイプの貴重品入れなんか、寒い地域はいいけど、暑いトコで着てたら蒸れちゃって超不快〃



楽しみな観光も、気分悪くなっちゃうしね。



まー旅を始めたころは、腹巻きやったり貴重品を盗られないように全部対策してから出かけたりしたけど。



旅の途中で、何十カ国も周ってる人に出会い、貴重品の管理について尋ねると、「まとめて置いとくよ~」とのこと。



「えー今まで大丈夫だったんですか?」と聞くと、


「盗られるときは盗られる。」


「分散してそれを外へ持ち出すほうが確率的に危険度が高い。」


「隠してどこにやったか忘れる。」


「毎日気を使うのが大変。」


「腹巻きに隠してることは、もうみんな知ってる。」


「観光しやすいようにするのが一番。」



などの答えをもらった。



それに従ったからといって、アドバイスをくれた旅人を批判するつもりなんか全く無いです。



途中から荷物をまとめて管理するようにはしたけれど、状況次第では分散させたりしてきたからね。



また旅に出ることになっても、いつでも貴重品を分散しようとは思ってないな~。



ただ今回の事件について言えることは、宿のセキュリティーが甘いにも関わらず、それを見逃して貴重品を置いて出かけてしまった自分が悪いってこと。



だから、



犯人捕まれー!


金返せーー!!


警察さっさと動けーー!!


宿のスタッフはどこに目をつけてんだコラーーーー!!




な~んてことは、一つも考えなかった。



ただ思っていたのは、



「来るべき日」が今日で、運がなくて、自分の管理が不十分だったから発生してしまったってこと。






これを読んで、被害に遭う人が少なくなれば書いた意味がありますね☆



旅のスタイルにもよるけれど、バックパッカーなんていつもセキュリティー完璧なホテルになんか高くて泊まってられない。



お金の関係で安宿に泊まるわけだけど(安宿は出会いもあるから良い)、その際の注意点を書いておこうかな。



もう知ってるよーって方は無視してくださいね。



・貴重品はロッカーへ預ける(細工されてないか要確認)

・ラゲッジスペースに荷物を置いたら、スタッフが鍵をかけるか確認

・↑↑のことに関して、自分が荷物を置いて部屋を出るまでスタッフが見ているかどうか(見ていない場合スタッフが、誰がどの荷物を置いたか・取ったか把握できない=盗難につながる)

・監視カメラがあるかどうか(ないよりある宿に泊まったほうが安心)

・スタッフが常にレセプションにいるかどうか(数分でもいなくなったら、不法侵入される危険UP)

・エリアがどの程度安全か(後日聞いた話だと、地元の人も言うほど泥棒が多い地域だった)



他にも細かいことはあるんだけど、全てに注意を払える人ってそういないと思うんですよ。



実際に泊まってみないとわからないことも多いですしね。



まー長々と書いてきたわけですけど。



この記事で言いたいこと。



現在旅行中の皆様、くれぐれも貴重品の管理にはお気をつけください。


目の前で奪われそうになった時、抵抗せずすんなり渡しちゃいましょう。


自分の命があれば、貴重品なんてあとからどうにでもなります。






次の記事で、事件発生翌日のことについて書くよ〃


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