盗難発生の翌日

 


盗難にあったとわかってから、ずっと必要な手続きを深夜までしていたのでヘトヘトに。



朝は起きれず、寝ていると・・・



9時30分ごろ。



トントントントン〃



「ど、どうしたの?」


「ちょっと待って。」(まさか、下着一枚でドアを開けるわけにはいきません)



ガチャ〃



掃除のおばちゃん:「バッグが見つかったわよ。」


「え、どこでですか?」


おばちゃん:「2番の部屋からよ。警察が来てるから、下に来てちょうだい。」


「りょ、了解。」



ロビーへ行くと、警察と宿のスタッフがいて、ちょうど真ん中に見覚えのある黒いバッグが。



「あ、これ自分のバッグです。」


スタッフ:「今すぐ中身を確認して!」




どれどれ・・・



うん、バッグは切り裂かれたりしてないけど、



ファスナーを無理やりこじ開けたのか。



GREGORYカギOK




このような状態で置いて出かけた。



写ってるのとは別の鍵でロックしたんだけど、それはそのままでファスナーが壊されて開けられてしまった。






それはとにかく、中身を確認〃



まずは腹巻きタイプの貴重品入れから。



うっそ~ん!!



ファスナーが全部オープンになっちゃってるよ。



キャーーーー〃〃



俺の600ドル消えてる!!



オヒョーーーー〃〃



しかも、ガラパゴスで余った120ドルもなくなってる。



いや~~~ん、マミーーー!!!!



720ドル(約88,000円)盗られちゃった。



怖いけど、次は財布を見てみよう・・・



パスポートは無事だ。



あぁ、良かった~。



けど、入れてた向きと逆になってて、情報盗まれて悪用されないか心配。



カードは全部あるな。



現金は・・・



あれ??



残ってる。



ファスナー開けられてはいるけれど、入れてた500ドル(約61,000円)が奇跡的に残ってるぞ!



さぁ、どんどん確認しよう。



パソコンはある、傷もなし。



デジカメOK、一眼カメラOK、SDカードも挿したままで破損もない。



他の小物類もそのまま!



「盗られたのは、現金で720ドルだけです。」


スタッフ:「よし、じゃあ警察署へ行こう。」







外へ出ると、武装した警官が見張っていてビックリ。



だって、撃ち込まれたら風穴ができそうな銃を持ってるんだもん。



(え、これに乗るの?)



銃を持つ警官が見張りながら、警察車両へと乗り込む。



ちょっと恥ずかしいんだけど〃



通りすがりの人が見たら、何かやらかして捕まえられたと思っちゃうじゃん。



早く出発してちょうだい!






警察署についてからが長かった~。



1時間30分ぐらいいたかな。



そんなにいるもんだから、手錠をかけられた男が連行されるのを目にしたもん。



しかも、いきなり寝始めたからこれまたビックリ〃



どういう神経してんだよ!!



まーそれはどうでもよくて、もう一度聞き取りがあって、現金720ドルがなくなった調書を作成。



一緒にきたオーナーが先に呼ばれて話をし、そのあとでパスポートのコピーなどを取って終了。



「ポリスレポートはいつできるんですか?」


オーナー:「3日後じゃないかな。」




帰りはタクシーで戻る。






昼食をおごってもらい、落ち着いたら領事館へ電話。



「あの~、昨日の夜、緊急窓口へ連絡したなすですけど。」


「今日になって貴重品が入ったバッグが見つかったので、緊急性はなくなりました。」


領事館:「そうですか。では、こちらでそのように処理いたしますね。」




家族へも、「見つかったよ~、現金ないけど」メールを送って、それからは自分のパソコンで昨日できなかった手続きを再開。



いや~、日本語打てるパソコンはありがたい!!






作業していると、一本の電話が。



「もしもし~。」


「こちら領事館の○○です。」




と、直々のお電話。



安全確認と、どのような状況で発生したか調査するのが目的だ。



領事館:「このあと、どうされるご予定ですか?」


「アルゼンチンへ向かう予定だったんですけど、状況からして、日本へ帰ろうと思います。」







そうなんです、本来ならもうアルゼンチン・ブエノスアイレスに到着しているはずなんです。



けど、盗難にあったせいで・・・・



アルゼンチンって、ベネズエラと同じで闇両替しないと損しちゃうんだよね。



クレジットカードでお金を引き出しても、公定レートが悪いからダメ。



だから、アルゼンチンを旅するためのドルをたくさん用意した。



それなのに、半分以上もなくなってしまった。



観光しながら、最南端のウシュアイアまで行くのに必要だったんだけど、それができなくなった。



ちょっと入って出国するのもありだけど、それじゃつまらない。



それに、現金が十分にない、クレジットは使えないって状態で別の問題が発生したら、今よりもっと状況が悪化してしまう。



アルゼンチンに行きたいんだけど、ここは大人になって日本へ戻るという決断をしたよ。



けど、パタゴニアはちょうどシーズンで、観光にはちょうどいいんだけどなぁ。



アルゼンチンは逃げないから、また別の機会にしましょ!






ということで、事件発生日とその翌日のことについて、ブログに記したよ。



ま~いろいろと面倒くさいこと〃



「面倒くさい」といえるのは、生きているからですね。



強盗にあって、「命」までとられてしまったらそんなこと言えないもん。



【命あっての物種】






この後はポリスレポートが完成するのを待って、それから帰国のフライトを見つける予定だ。



まさかブラジル、フォス・ド・イグアスから帰るなんて、思いもしなかったぞ、泥棒め!!



まーこれも旅の運命だ☆彡



あ、でも泥棒さん〃



あなたはなんで、財布にあった500ドルを盗らなかったの?



あまりの大金でビビったのか、それともかわいそうに思ってくれたんですか。



ただお札が奥に入りすぎてて、気付かなかっただけなの?



いずれにしても、残してくれてありがとう☆



これだけあれば帰国するまで、お酒を飲むことが出来るよ♪






《今回の被害額》

・現金720ドル(約88,000円)

・予約したフライトのキャンセル170.30ドル(約21,000円)
〈ブエノスアイレス→エルカラファテ〉

計109,000円也



いや~ん!


こんな数字みたくないっ!!









※※※補足説明☆☆☆


・犯人について

犯人は特定されている。

というのも、一週間前に宿泊した客だとわかったから。

その時に下見して、犯行に及びやすい場所だと確認したんだろうな。

ブラジル人で、パラグアイへ逃げているんじゃないかということ。

他の宿でも盗んだらしいぞ。

犯人の身分証のコピーも見せてもらった。



・なんで同じ宿からバッグが見つかったか

以前に泊まったことがある人物が、どこで部屋の鍵を管理、そして内部構造も知っていたから。

宿のセキュリティーが甘くて、各部屋の鍵は誰でも取れるようになってたんだ。

鍵を保管してる引き出しに、鍵をかけてなかったっていうね(笑)

そこに鍵があるってことは、その部屋は誰も使っていないということ。

つまり、その部屋でパパっとやれば、逃げるときには余計な物を持って出る必要がなくなるってわけだ。

ホント、不用心な宿に泊まってしまったもんだ〃

宿内から出てきたから、警察はスタッフを疑っていたようにも見えた。

自分も「もしかしてスタッフが?」と考えたけど、疑ったところでどうしようもないし、スタッフを見ていてそれは違うだろうなって。

なんですぐ全部の部屋をチェックしなかったのってことだけど、宿泊客がいない部屋は鍵が閉まっているからそこにはないってスタッフが信じていたから。

盗難があった日はその部屋に客が入り、翌朝になって客が発見したそうな。

きっと、i-pod touchのアラームが鳴ったから気づいたんだろう。

バッグはベッドの下から見つかったって聞いた。

実はですね、もしかして宿にあるかもって思った瞬間があったんです。

それで、i-pod touchのアプリへ電話をかけてみたんですよ。

そしたら呼び出しになった。

「え?これって近くにあるんじゃない?!」

i-pod touchには難しいパスワードかけておいたから、犯人が解除してわざわざWi-Fiへ繋ぎ直したとは考えにくい。

そのまま呼び出しにして、受話器を持って宿内を歩けばよかったんだけどね。

そしたらもっと早く見つけることができた。

でもスタッフが、他の部屋にはないって信じているのを知っていた。

それに、次かけた時つながらなかったんだよね。

ブラジルで電話をかける時、ちょっとしたやり方がある。

それがうまくいかなかったのか、犯人がなにかいじったのかなって。

だからそれ以上はやらなかったんだ。

まーとにかく、外へ持ち出されなくてよかった。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

これを読んだからといって、決してブラジルを嫌いにならないでくださいね!!

ブラジルは見どころが山ほどあり、素晴らしい国。

人々はとってもフレンドリーで、親切で、そしてやさしい。

盗難にこそ遭ったけれど、それでも私はブラジルのことが好きです。



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